LANDMARK TOWER横浜ランドマークタワーについて

横浜ランドマークタワーについて

横浜ランドマークタワーについて
高さ296m、延床面積392,885平方メートル。ランドマークタワーは、タワー棟を中心とするオフィス、ホテル、ショッピングモールを核に、展望フロア スカイガーデンや多目的ホール、さらには石づくりのドックを復元利用した広場など、多彩な施設を併設し、魅力ある一つの街を形成します。

ランドマークタワー施設概要

建築概要

所在地

横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号

敷地面積

38,061.51m2

建築規模

  • タワー棟/地下3階 地上70階 塔屋3階(最高高さ296m)
  • プラザ棟/地下4階 地上5階 一部7階

構造

鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造)

主要施設

オフィス、ホテル「横浜ロイヤルパークホテル」、ショッピングモール「ランドマークプラザ」、石づくりドック「ドックヤードガーデン」、展望フロア スカイガーデン、多目的ホール「ランドマークホール」、駐車場

建築面積

[内訳]オフィス/約166,000m2 ホテル/約83,000m2

ショッピングモール/約74,000m2 駐車場/約60,000m2(駐車台数約1,400台)その他/約10,000m2

延床面積

392,885m2

[内訳]オフィス/約166,000m2 ホテル/約83,000m2

ショッピングモール/約74,000m2 駐車場/約60,000m2(駐車台数約1,400台)

その他/約10,000m2

建築主

三菱地所株式会社

基本構想及びデザインコンサルタント

ヒュー・スタビンス氏 及びザ・スタビンス・アソシエイツ(米国)
(Mr.Hugh Stubbins and The Stubbins Associates,Inc.)

設計・監理

三菱地所株式会社

工期

  • 着工/1990(平成2)年3月20日
  • 竣工/1993(平成5)年7月14日

開発構想

【開発経緯】

1983 [昭和58年3月]

三菱地所は、三菱重工業(株)より造船所跡地31haの内、20haを買受け、
民間最大の地権者として「みなとみらい21」に参画。ランドマークタワー開発計画の検討を開始

1988 [昭和63年1月]

開発基本構想を発表

1989 [平成元年4月]

三菱重工業(株)旧横浜造船所第2号ドックが「横浜認定歴史的建造物」に認定、保全活用計画を発表

1989 [平成元年7月]

展望フロア スカイガーデン設置計画を発表

1989 [平成元年12月]

三菱重工業(株)旧横浜造船所第二号ドックの保全活用調査を開始

1990 [平成2年1月]

特定街区決定告示

1990 [平成2年3月]

新築工事着工

1991 [平成3年11月]

正式名称を「横浜ランドマークタワー」に決定

1993 [平成5年7月14日]

工事竣工

1993 [平成5年7月16日]

横浜ランドマークタワー開業

1997 [平成9年12月]

ドックヤードガーデン、国重要文化財に指定される

展望フロア スカイガーデン
展望フロア スカイガーデン

スカイガーデンは、高さ273m、地上69階に位置する展望フロアです。2階ロビーから日本最高速のエレベーターに乗り約40秒(分速 750m)で到着。視界360度、大きなガラスをとおして見る前方80kmの景色は、関東平野一円の雄大なパノラマが広がり、迫力満点です。

オフィスフロア
オフィスフロア

国内外の先進企業、優良企業の集積を誇るオフィスフロアは、横浜ランドマークタワー8階から48階に位置し、ゆとりある空間や先進機能の装備はもとより、企業の活動やオフィスワーカーの生活をハード・ソフトの両面からサポートするさまざまな施設、サービスを備え、総合的なビジネス環境をご提案します。

25F 貸会議室について

横浜ロイヤルパークホテル
横浜ロイヤルパークホテル

横浜ロイヤルパークホテルは、横浜ランドマークタワー52階から67階まで603の客室すべてが日本で最も高い210m以上に位置する国際級シティホテルです。インターナショナルサイズの客室からの眺めは絶景で、関東一円を望むことができます。真心をこめたサービスでおもてなしいたします。

ランドマークプラザについて

ランドマークプラザについて

全長200m、5層吹抜けの壮大なスケールを誇るショッピングモール、ランドマークプラザは、ヨーロッパの広場を思わせる「ガーデンスクエア」と、カジュアルなにぎわいのある「フェスティバルスクエア」の2つのアトリウムを中心に構成され、約170もの専門店が軒を並べています。

ドックヤードガーデンについて

ドックヤードガーデンについて

日本に現存する商船用石造りドックとしては、もっとも古い旧横浜船渠第2号ドック。このドックを後世に伝えるべき資産として復元して生まれたのがドックヤードガーデンです。 新しい横浜のシンボルとして、また人々のコミュニケーションスペースとして広く利用されています。

ドックヤードガーデン施設概要

時を超え、生まれ変わった「ドックヤードガーデン」(国重要文化財)

「みなとみらい21」の玄関口にそびえる横浜ランドマークタワー。

その敷地内には、日本に現存する商船用石造りドックとしては、もっとも古い「旧横浜船渠第2号ドック」がありました。このドックを後世に伝えるべき資産として復元して生まれたのが「DOCKYARD GARDEN(ドックヤードガーデン)」です。

未来に向かってこの価値ある文化資産は、新しい横浜のシンボルとして、また人々のコミュニケーションスペースとして広く利用されています。

ドックヤードガーデン
ドックヤードガーデン

港と共に発展を遂げた横浜。

明治19年(1886)に横浜財界人が「横浜桟橋会社盟約」をなし、その計画を英国人H.S.パーマー氏に委嘱したことに始まる横浜築港計画です。

パーマー氏は、港の経営には築港事業はもとより船渠と倉庫などの港湾関連施設の整備の必要性を説いています。これを受けて設立された「横浜船渠株式会社」は、2つの石造りドックを中心に本格的な船舶修理設備を整え、横浜港発展の基礎を造りました。

第2号ドックは、海軍技師 恒川柳作氏の設計により、明治29年(1896)に竣工。 現存する商船用石造りドックの中では日本最古となります。

以来、明治・大正・昭和を通じて港町「横浜」の発展と共に活躍してきたこのドックは、昭和40年代に入り、船の大型化、小型船修繕の中小造船所への移行等により使用頻度が急速に低下。昭和48年にその機能を停止することになりました。

そして平成5年(1993)、横浜ランドマークタワーの敷地内に再生され、平成9 年(1997)12月に国重要文化財に指定されました。

第一号ドック 第2号ドック
2つの石造りドック

【ドックヤードガーデンの構造】

  • 全長約107m 上端幅約29m
  • 深さ約10m
  • 石材の種類真鶴、伊豆地方の堅石である本小松石、新小松石、及び六ヶ村石
  • 石積方法ブラフ積み(直方体の石の長い面と短い面を交互に見せながら積み上げていく方法。頑丈な石の壁を作れる技術は明治時代に西洋から学んだもの
  • 形態構成渠頭部、本渠部、渠口部、扉船からなる
玄関口にそびえる横浜ランドマークタワー

ドックヤードガーデンの歴史

1889 [明治22年]

有限会社横浜船渠設立、明治26年(1893)横浜船渠株式会社となる

1895 [明治28年1月]

第2号ドック着工

1896 [明治29年12月]

第2号ドック竣工

1898 [明治31年12月]

第1号ドック竣工

1935 [昭和10年11月]

横浜船渠(株)、三菱重工業(株)に合併し同社横浜船渠となる
昭和39年(1964)三菱重工業(株)横浜造船所と改称

1960 [昭和35年]~1965 [昭和40年頃

捕鯨の盛んな時期にキャッチャーボード等の小型修繕用ドックとして使用

1973 [昭和48年11月]

第2号ドック機能停止。扉船をはずす

1982 [昭和57年11月]

三菱重工業(株)横浜造船所、本牧・金沢へ移転

1983 [昭和58年3月]

三菱地所、三菱重工業(株)より横浜造船所跡地を取得

1983 [昭和58年11月]

みなとみらい21中央地区区画整理事業起工

1987 [昭和62年3月

みなとみらい21中央地区埋立地工事第1工区完了。第2号ドック、閉水域となる

1989 [平成元年4月]

横浜市より「歴史的建造物」の認定を受ける

1990 [平成2年1月 ]

旧横浜船渠第2号ドック解体調査開始

1990 [平成2年7月 ]

第2号ドック解体調査完了、復元工事開始

1993 [平成5年7月]

復元工事終了、横浜ランドマークタワー開業

1997 [平成9年12月]

「国重要文化財」に指定

【小説にも登場した「ハマのドック」】

横浜船渠は、身近な伊勢山、掃部山から眼下に見下ろせる立地にあり、永く「ハマのドック」として市民に親しまれてきました。

横浜ゆかりの小説家、長谷川伸は、少年時代に第2 号ドック建設現場で使い走りをし、その様子を、「ある市井の徒」や「新コ半代記」に描写しています。

また、吉川英治は船具工としてドック内で働き、「かんかん虫は唄う」などに作品化しています。

ハマのドック

【敷石の下にあった銘板】

根気よく丁寧に行われた保全活用調査。その解体作業の中から、1990年3月24日、着工時に埋めたものと考えられる金属の銘板が出てきました。底盤先端部の敷石の下から発見されたこの銘板には、「為建基式記念」とあり、他に横浜船渠株式会社の役員名簿等が明記されています。

その中には、ハマのドック建設に功労のあった恒川柳作氏の名前も、設計及び監督技師の肩書きで彫られています。

なお、銘板は第2号ドックを一望できる横浜ランドマークタワー3階オフィスロビーに現在展示してあります。

敷石の下にあった銘板】
敷石の下にあった銘板】

クイーンズタワーAについて

クイーンズタワーAについて

ランドマークタワーに隣接するクイーンズタワーAは、高さ約172m、地上36階で、みなとみらい地区の一角を占める大型複合施設、「クイーンズスクエア横浜」の中で最高層のオフィスビルです。1、2階はショップ&レストランゾーンとなっており、お食事やショッピングをご利用いただけます。

ランドマークホールについて

ランドマークホールについて

ランドマークホールは、演じる人々、表現する人々と、それを鑑賞し、楽しむ人々へ快適なクリエイティブ&コミュニケーション環境を提供することをめざしたホールです。ランドマークプラザ内に位置し、横浜ロイヤルパークホテルにも隣接しているため、エンターテイメントをお楽しみいただくとともに、豊かで快適な時間をご提供いたします

地下駐車場について

地下駐車場について

カーケアや洗車、電気自動車用充電設備などの多彩なサービスもございます。お買い物やお食事の金額に応じて駐車料金を上限3時間迄無料サービス致します。また、みなとみらいポイントカード、三菱地所グループCARDをお持ちの方は、最長4時間まで無料となります。